50代の60%以上がやりがいがある仕事を求めている

 50代での転職というと厳しいというイメージがありますが、なかには50代で積極的に転職して成功をおさめている人もいます。

 

 ソニーを52歳で退職し公募で神奈川県立高校の校長に、転職した吉田幸一さんもそんな50代のひとりです。ソニーでは人事や海外マーケティングなどを担当していましたが、残りの人生を情熱をより社会に貢献できる仕事に活かしたいと思い教育の現場へと転身したのです。

 

 吉田さんはもしたとえ40代で高校の校長になっても、40代では保護者と同世代なので若さや経験不足を懸念され、もし60代での転職なら気力や体力が続かないと思うと語っています。

 

 


 そして経験と情熱がともに満ちている50代が、転身するのに最もふさわしい年代とも語っています。

 

 実際にある転職支援会社が主に40代や50代の会員を対象に行った調査でも、およそ80%が65歳定年制には賛成と回答していましたが、約60%が転職する気があると答えています。

 

 さらにやりがいさえあれば転職で年収が下がっても、構わないという人も60%以上もいました。この調査結果は裏返せば、それだけやりがいがある仕事に就いていないともいえます。

 

 50代での転職というと会社の倒産やリストラなど暗い報道も多いのですが、吉田さんのように今の50代は見た目も肉体的にもまだまだ若い世代です。

 

 もし年収だけに固執しなければ、やりがいがある仕事はたくさんあるはずです。視点を変えて前向きに生きていけば、50代は人生でもっとも充実した世代かもしれません。